クリニックは、第一に的確な治療・医療サービスを提供することが使命です。そして、患者様にとって出来るだけ快適な環境でそれが行われなければなりません。全館床暖房であること、心を和ませる静かな音楽がどこでもさりげなく聞こえるなどのほか、直接治療に関係する機器や設備も全てその考え方を基本に整えています。また、フロアプランにも患者様の視点と、看護師の動きやすさ等、治療の合理性をバランスよく反映させています。玄関を頭に、鶴が翼を広げたイメージをコンセプトに、一つの翼が外来診療、もう一つの翼が透析室です。

現在42台の透析機器が患者様の治療に稼動しています。施設内の機器は高度のコンピューター・ネットワークによって制御され、きめの細かい治療とケアサービスを行っています。

特に水処理、透析液作成システム、配管等には最新の技術を取り入れ、高度に清浄化したウルトラ・ピュアな透析液による治療が可能になりました。透析液の清浄化は、骨・関節変形、イライラ感、かゆみ、血管痛、不眠、食欲不振、腎性貧血、末梢神経障害等の改善に効果があるとされており、透析中の血圧低下等の合併症に有効と言われています。更に、ご希望の患者様には、オンラインHDFが可能です。

また、内シャント狭窄・閉塞には迅速に血管拡張術（PTA）をおこなうことができます。CAPD（腹膜透析）は、SMAP法（日帰り手術）での導入となります。CAPDに習熟した看護師が入浴もCAPDサロンで指導いたします。